田舎の道



『下津町の道は大変入り組んでいて、
 車が溝や運河に落ちそうになり大変』
都会や北海道に住む方から、何度と無く聞かされる言葉である。
改めて言われると、確かにその通り。
しかし 、私達田舎の住人には
あまり不便さは感じられない。

塀と溝に挟まれ、軽トラがやっと通れる道。
一見、対向は不可能。
都会からやってきた車は、その場で立ち往生。
『こんなの道じゃない』
こうなるのである。

私達はというと、
かすかに道幅が広くなっている部分を有効的に使う。
民家の空きスペースに半分車を突っ込む、なんて事もしばしば。
ここで一番重要なのは、スペースを瞬時に見分ける
判断力と譲り合いの精神である。

なんだか偉そうな事を書いてしまったが、要するに慣れである。
こんな器用に運転をこなす、田舎の住人(私も例外ではない)も、
反対に都会に出て片側5車線、6車線というような道路に出ると
『この道はどうなってるんだ?どの車線を走れと言うのだ』
となり、スムーズな車の流れを妨げる事になる。