みかん栽培の風景　2006年生理落下

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2006年作業日誌　　　　生理落下　　　　　　　6/2

木の周辺の草を刈っていると、
雑草の下には黄色くなった
小さな果実が
たくさん落ちています。

少し前まで濃い緑色を
していた実なのに、
枯れてしまったの？！

いえいえ、心配には及びません（＾＾）
これは、「生理落下」という現象で、毎年必ず起こるもの。
小さな果実は、木から養分を吸収して、大人のみかんになっていくわけですが、
たくさん実があると、木のほうが弱ってしまうのです。

だから、余分な果実だけ、木に勝手に選ばれて、勝手に落とされてしまうというわけ。
なんだか可哀想な気もしますが、
これが自然の生存競争というものなんでしょうね。

おわかりになるでしょうか。

くっきりとした緑色の果実と
競争に落選した
黄色い果実。

冬に私たちが口にする
みかんは、
言わば、エリート中のエリート、
ということになりますね（＾＾）

農園の草も様子が変わり始めています。
花で覆われていた時期を過ぎ、
子孫を残す為の種がたくさん・・・。

自然の道理とは言え、私たちには困った現象です（－－；；

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