和歌山県下津町 鈴木農園   みかんの産地直送販売、適度な酸味のある昔懐かしい味をお届けします。
 ご購入は鈴木農園へ
TOPへ| 商品情報 | みかんについて | 我が家の暮らし | 周辺情報 |お問い合わせ
災害の記録
 災害TOPへ
 2018年
 台風7号
被害と復旧その1
被害と復旧その2
被害と復旧その3
 2015年
台風11号 
 2014年
台風14号
2012年
豪雨、6月12日
2011年
台風16号
9/3台風12号
2009年
ゲリラ豪雨消防団
2日目 ・ 1週間後
 台風18号
2007年
7/14  台風4号接近
直撃回避
2004年
台風16号台風18号
台風21号台風23号
台風27号塩害

みかん直売所へ
 お客様の声
2018年 台風7号(2018年西日本豪雨)による被害とその後
地滑りと谷が崩れた園地
線状降水帯がもたらすもの
 

一時間に50ミリ以上の雨が3時間ほど続きました。
日頃水の流れていない谷に想定以上の水があふれたのでしょう。
谷に面した通路の石垣は崩れ、
段々畑は4段一緒に12メートルほどにわたり
1メートルほど、下にずれました。

谷の復旧、モノラックの復旧、かん水設備の復旧、次の雨への備えは?
色々な問題が山積みです。

次の雨への備え 
 
  

今、最低限やっておく必要のあること、
それは2次被害を防ぐこと。
流れた土や石が堆積し浅くなった谷を、ある程度水が流れる
状態に戻すこと、隣の畑の農家と協力し最低限の仕事です。

    

畑の更なる崩落を防ぐためには、
まず生えている草を刈り、畑の様子の確認です。
大きな段差が出来ているところにはブルーシートを。
地面にひび割れが出来ているところは土で埋め、
次の水が侵入しないように、後は草が生えれば根が雨から守ってくれる事でしょう。

モノラック・電柵の復旧 

元々は写真からは想像できませんが、
モノラックのレールが左端にあり、真ん中に幅50センチほどの石の階段、
そして右端にイノシシ対策用の電気柵がありました。

現在は石垣が崩れ道が無くなり、モノラックの支柱が中に浮き、
電気柵は川の中へ。

この畑は11月には早生みかんの収穫が始まります。
本当はそれまでに復旧したい所ですが他の畑でも
大きな被害が出ているため、どこまで対応できるのか、
通常のみかんの作業とバランスをとっていけるのか、
先行きの見えない状態が続いています。

かん水設備の復旧 
   

夏の暑さが続くと、樹を維持するために水が必要になります。
その為のパイプの配管が畑中に張り巡らせられています。
今回の雨で、目に見えるだけでも沢山の被害が出ています。
川を渡る配管は崩れた畑や土砂に流され、
見るも無残、みかんの樹を守るためにも修理が必要です。

この場所は仮にですが無事復旧しました。
しかし、水を飛ばしてみないと状況の分からないところも沢山あり、
こつこつ一つずつ時間を掛けて直していくことになりそうです。
谷の復旧
         
水の力の恐ろしさを改めて感じます。
両サイドの石垣が十数メートルにわたり、崩落。
畑の土もえぐれています。呆然と立ち尽くすのみです。
この先どうなるのか、何が出来るのか、今は考えられません。
トップページへ
〒649−0111 和歌山県海南市下津町方477  鈴木農園 
tel 073−492−1062 fax 073−492−1316
 メール suzuki@mikanfarm.com
−Copyright(c) 2001〜 suzukimikanfarm. All rights reserved.