2018年 台風7号(2018年西日本豪雨)による被害とその後 |
大きく地滑りを起こした園地 |
8月22日 復旧途中の様子と20号台風 |
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西日本豪雨から45日が経過しました。
土砂に埋まっていた倉庫と溝、そしてモノレールが無事復旧しました。
不安だった先行に少し希望が見え始めています。
無事に育っている果実の収穫や運搬が最低限出来る環境です。
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倉庫の前から2段の石垣が復旧しました。
2段目は高さ2メートル、幅9メートルあります。
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三段目の作業中ですが、
台風20号が迫っています。
ブルーシートは掛けていますが、
無事この状態で台風をやり過ごして
くれることを祈るのみです。
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7月27日 20日が経過し、次の台風が接近中 |
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地滑りから20日が経過、ようやく水路が顔を出し着実に作業は進んでいます。
土と一緒に5メートル程流された樹はなんとそこで元気に育っています。
生命力の強さに感心させられます。
しかし、次の台風が接近中。
進路によっては2次被害が考えられ、ブルーシートを掛ける事になり、
残念ながらこの樹も伐採です。
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桁違いの地滑りには、
桁違いの大きさのブルーシートが必要で、
持ち運びも一人では出来ません。
2人掛かりです。
シートは樹に括り付け、石を載せ、
土嚢を括り付け、対策は完了です。
あとは何事も無いことを祈るばかりです。
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7月14日 台風通過から一週間後の様子 |
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台風から一週間が経過し、ある程度土も固まり作業が
出来る状態となりました。
山の中腹で重機が入らないため、作業は全て手作業。
土砂を砕き、てみに入れ、コンテナに入れ、モノラックで運搬。
先を考えると『ゾッ』としますがとりあえずは次の雨までに
埋まってしまった水路を戻さなければ次の被害が広がります。
流されたみかんの樹を切るの時は、
なんだか切ない思いでいっぱいです。
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7月8日 台風6号が通過した直後の畑の様子 |
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幅 10〜13メートル程、
高さは 段々畑で4段(7メートル程)
の規模で段々畑が地滑りを起こしました。
その土砂は数段下の小屋や畑に流れ、
何もかもが土砂に埋もれました。
まるでテレビニュースでよく見る光景のようで、
呆然と見上げるしかありません。
石垣が崩れたわけではなく、畑がなくなっていて、
昨日まであったはずのみかんの樹が、
15メートルほど下の小屋まで流され止まっていました。
この小屋が無ければもう少し下の民家まで
流れていっていたのではと思います。
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